コーヒー焙煎工場~Vol.3豆選び~

今回も当工場で使用しているコーヒーの生豆について
焙煎士の内山がご紹介します。

 

当工場で使用している生豆のほぼ全てが自社で買付けたものです。
コーヒー豆は農作物です。同じ産地・同じ地域といえど、毎年同じ味のコーヒー豆がとれるというわけではないんです。
それでも、当店の目指すブレンドコーヒーの味を安定してお客様へお届けする為に
多い時では世界中から集めた100種類以上の候補の中から一つの豆を選ぶこともあります。

豆を選定するときには素材そのものの個性が素晴らしいことはもちろんのことですが

それぞれの調和がとれるかを大切にしています。
当店ではブレンドコーヒーをメインに取り扱っており
他の豆とブレンドしたときに互いの良さを打ち消さないか、相乗効果があるか

ここを重視しているからです。

 

おのずと、選ばれるコーヒー豆は "スペシャルティーコーヒー" *に分類されるハイグレードなものだけなのですが。

 

この豆は、これから半年経った後の味が〇〇ブレンドにぴったりだ!
買付けた豆を一定期間寝かせてから使用することもあります。

 

このように当店のブレンドコーヒーには長年コーヒーと向き合い培った経験と感性に裏付けされたコーヒー選びが隠されています。

 

 

 

 

↓これが焙煎される前のコーヒー豆です!!
パッと見比べただけでも、それぞれぜんぜん違いませんか?
手触りや質感、香りも異なります。

白っぽくて、まん丸に近い、穀物っぽい香り

平たくて、先端が少しとんがっている、香りは青々しい

ころころ、つぶつぶ、愛らしい

 

 

当店のブレンドコーヒーも、一粒ずつ目を凝らすとそれぞれの豆の違いが見て取れます
へたをすると門外不出のブレンドレシピもかわかってしまうかも、、、

 

 

※スペシャルティコーヒーの定義は”日本”スペシャルティコーヒー協会のHPをご参照ください
https://scaj.org/about/specialty-coffee

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