Factory&Labo神乃珈琲目黒店で焙煎を担当している内山がコーヒーの焙煎工程をご紹介します。
まずコーヒーを焙煎するというのはどのような工程なのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、コーヒーの "生豆" を加熱して"煎り豆"にすることです。
焙煎することで、あのコーヒーらしい色、香り、味、などが生まれます。
その日の気候や豆の状態を見ながら、火加減や排気を調整し、風味を作り上げるのが焙煎士の仕事です。
では焙煎の工程を順を追ってご紹介致します。
世界各国から麻袋に入って届いたコーヒー生豆。
それらをブレンドし、そして焙煎し、おいしいコーヒーに仕上げて行きます。
ひとつずつ紐をほどいて
豆の様子を視覚、嗅覚、手ざわりなどから感じ取ります。
焙煎する量の生豆を計り入れていきます。
次に、こちらの細長い装置によって高く持ち上げられた後、滑り台を滑るように焙煎機の上部にある生豆ホッパーに移されます。
そして神乃珈琲目黒店の店内中央、2階吹き抜けの工場でひときわ目を引く大きな機械
こちらがコーヒーを焙煎する焙煎機です。
焙煎機を別の角度から
主張し過ぎず、でも存在感のあるこのカラーを個人的に気に入っています。
スイッチを押すと、焙煎機の中に一気に豆が投入されます。
直火式の焙煎機のなかで、豆に熱を加えていきます。
少しずつ色や香りが変わっていきます
そして、タイミングを見極めて窯の扉を開けると焙煎された豆が排出されます。
煙をあげながら排出されたコーヒー豆の温度は200℃以上にもなっています。
冷却皿の上で豆が常温になるまで冷やします。冷却皿は底が網目状になっておりそこから空気を吸引しています。
ぐるぐると攪拌しながら外気と一緒に豆の熱を吸い込むことで、熱々の豆を冷まします。
時より攪拌がストップするので、そこがシャッターチャンスです!
冷やされた豆は空気の力で吸い上げられ次の工程へ搬送されます。
最後に密閉性のタルに移して完了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょっとした工場見学の気分を味わっていただけていたら幸いです。
よろしければ、お店にもお越しいただき
製造の様子を直接ご覧になってみてください。
以外と迫力ありますよ!
(主に平日の午前中に稼働しています)
おいしいコーヒーをご用意してお待ちしております。